「レンガを置くだけで簡単に花壇をDIYできるって本当?」と調べている方のために、実際にDIYした方法を解説します。
結論から言うと、レンガ花壇はモルタルなしで簡単にDIYが可能です。
“植物は元気に育つの?”“水が流れ出ちゃうんじゃない?”という疑問点も、実際の写真とともにお答えします。
それでは早速、簡単にDIYできる「モルタルなしのレンガ花壇」の作り方を紹介します。
編集長のShiro-kumaです。
おしゃれなレンガ花壇をDIYして、おしゃれなガーデンにしたい!と一念発起。
モルタルなしで女性だけでも1日でできる花壇づくりとその後の経過を報告していきます。
もくじ
置くだけ!レンガの花壇をDIY
今回ご紹介する、モルタルなしでDIYしたレンガ花壇はこちら。
内寸1m×40cmくらい、レンガ3段の花壇です。(一番下の段は土に埋まっています)
それでは、さっそく作り方を解説していきます。
置くだけのレンガ花壇の材料
材料① レンガ
花壇の大きさにあわせて、必要なレンガ数を計算しておきましょう。
材料② 防草シート
レンガの内側に防草シートを敷いて、水やりの際に土が漏れないようにします。
モルタルなしの“レンガを置くだけ”花壇の場合、防草シートなしでレンガを積んでしまうと、水やりの度にレンガの隙間から土が流れ出してしまいます。
防草シートは100円ショップやホームセンターで購入可能。
金額は「サイズ」と「耐用年数」によって変わります。今回は3年耐用のシートを購入しました。
※ビニール製の「レジャーシート」「ブルーシート」での代用はできません。除草シートは光を99%以上防ぐ高密度不織布なので、ビニール製シートとは見た目は似ていてもまったく性質が異なります。
STEP1:下準備
- 花壇をつくるエリアを決める
- 雑草や石を取り除いて整地する
- (場合によって)掘り下げる
今回は花壇をつくるエリアを-5cmほど掘り下げました。これは、一番下のレンガをズレにくくするためです。
土を掘り下げたもうひとつの理由は、花壇の容量を増やすためです。
花壇はなるべく高さを出してお花がたっぷり根を張れるようにしたいのですが、モルタルなしの場合、レンガを高く積み上げると土の重みに耐えきれず崩れる危険あり。
そのため、土を掘り下げることで花壇の容量を増やしました。
STEP2:モルタルなしでレンガを積む
いよいよレンガを積んでいきます。
積み方は、横置きで交互に積み重ねます。(下図参照)
簡単に見えますが、土を水平に均すのが大変で意外と時間がかかります。
レンガの個体差もあるので、計算通りにはいかず、置き直したりレンガの組み合わせを替えたりと試行錯誤して積み上げていきます。
STEP3:置くだけレンガ花壇に花を植える
花壇の内側に防草シートを敷き、そこに土を流し入れていきます。
ある程度土をいれたら、お花の位置を決めてさらに土をいれれば完成。
使用した土は、20ℓです。
置くだけのレンガ花壇、完成!
完成時 2022年4月
植えたお花はこちら。
(左上から時計回りに)
- 宿根ガザニア(栗きんとん)
- チョコレートコスモス(チョカモカ)
- チョコレートコスモス(チョカモカ)
- 宿根ガザニア(栗きんとん)
- ?
- スーパーベル(ダブルチェリーリップル)
- ミリオンベル(プチホイップ)
- スーパーベル(色不明)
- ヒューケラ
その後① 2022年6月
レンガ花壇、完成から約2ヶ月。
成長するか不安でしたが、無事にたくさんの花が咲きました。
その後② 2022年11月
レンガ花壇、完成から約7ヶ月。
夏以降、やや日が当たりにくいものの枯れることはなく。このまま冬越えできるのでしょうか?!(続く)
置くだけ!レンガ花壇をDIY:よくあるギモン
Q. レンガを置くだけの花壇でも、植物はちゃんと育つ?
A. 花壇に植えてから約3ヵ月。今のところ植物はすべて元気に育っています。ただ地植えと比べて土の量が少ないと思うので、水やりは鉢植えと同じくらいの頻度です。
さすがに枝ものは難しいと思いますが、お花であればある程度背丈のあるものも行けそうです。
Q. レンガの隙間から水が流れ出るのでは?
A. 内側に防草シートを敷いたため、水が流れ出ることはなさそうです。
また、水はけも問題ありませんでした。
Q. モルタルなしでレンガを置くだけだと、崩れてくるのでは?
A. 今回は、レンガを3段平積みにしましたが、崩れてきません。
グラつきもありませんので、4段くらいまではモルタルなしで平気そうです。
ただ、5段、6段と高さをだすと、土の量が増えて重くなるので、崩れる危険はあるかもしれません。(実践していないので、わかりません。)
置くだけ!レンガ花壇をDIY:おすすめサイト
レンガ花壇を作るなら、アイテム購入はネット通販がおすすめです。
大量のレンガを運ぶのは、たとえ車であっても重労働でした。
花壇づくりに必要なレンガや土は、店頭で直接選ばなくてもネットで充分選べますので、おすすめです。
楽天市場に公式に出店しているホームセンターをご紹介します。
DCM楽天市場店 / ホームプラザナフコ楽天市場店 / ホームセンターバロー楽天市場店
レンガを積むだけでも体力を使うので、買い物はラクに済ませて体力温存!
花苗などは現物を見て状態のいいものを購入したいものですが、レンガなど資材はネットで買っても問題ありません。
楽天市場で買うと、割引クーポンで安く買えたり、楽天ポイントが貯まったり、お得なのでおすすめです。
置くだけ!レンガ花壇をDIYして楽しいガーデニングを!
DIYでつくる!モルタルなしのレンガ置くだけ花壇、意外と簡単にできました。
引き続き、お花の状態や日々の管理方法など追記していきます。